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大学の授業・講義とは?高校との違いや授業の形式など徹底解説

こんにちは、現役大学生ライターのうしろ(@ushiroshota)です!

これから大学生になる方の中には、「大学の授業・講義ってどんな感じなんだろう?」という疑問を持っている方もいるでしょう。

大学の授業は、いくつか高校までの授業と異なるポイントがあります。

何回か授業を受ければ自然と慣れていきますが、先に大学の授業のポイントや受け方を知っておくことで、良いスタートダッシュを切れるはずです。

そこで今回は「大学の授業・講義」について、現役大学生の僕が詳しく解説していきます。

後半では、コロナ禍で行われた「オンライン授業」についても触れていきますので、ぜひご一読ください。

授業と講義の違い

大学では、「授業」の他に「講義」という言葉をよく耳にします。

講義とは一体何なのでしょうか?

goo辞書によると、講義と授業は以下のように定義づけされていました。

【講義】

  1. 学問の方法や成果。研究対象などについて、その内容・性質などを説き聞かせること。また、その説明。
  2. 大学の授業

【授業】

学校などで、学問や技芸を教え授けること。

これを見ると、講義の中に「大学の授業」とありますので、講義と授業はほぼ同じという認識で問題ないでしょう。

また講義は、「学問を教えること」や「学問の成果」という意味もあるため、大学以外でも使われることがあります。

大学の授業・講義の形式

大学の講義・授業は、5つのパターンに分けられます。

  • 講義
    先生との距離が遠いということを除けば、この形式の授業は高校までとほぼ変わりません。

    学生は教授の説明を聞き、板書を取ったり問題を解いたりして学習を進めます。ほとんどの授業がこの講義形式で行われます。
  • 実験
    理系の場合、講義にプラスして実験の授業も行います。

    大学の実験は、事前課題が多かったりレポート提出が課されたりするため、高校よりも大変になるでしょう。
  • 実習
    医療系・教育系の分野を専攻している学生は、実習を通して知識や技能を深めます。

    実習は、授業で学んだことを実際の現場、あるいは実物を用いて学ぶため、実践力が身につけられます。
  • ディスカッション
    ディスカッション形式は、ゼミや英語などの少人数授業でよく行われます。

    少人数で議論を深めることで、常に論理的思考力やコミュニケーション力が養われます。
  • プレゼンテーション
    プレゼンテーションも、ディスカッションと同じく少人数の授業で行われる場合がほとんどです。

    プレゼンでアウトプットをすることで、相手の立場に立つ力や論理的思考力が身につけられます。

高校までの授業と異なるポイント

大学の講義は、高校までの授業と異なる点が7つあります。それぞれ解説していきます。

授業料が高い

大学の授業料は、高校の授業料よりもかなり高額です。

文部科学省が発表した「私立大学等の平成30年度入学者に係る学生納付金等調査結果について」によると、大学の平均学費は以下のようになっています。

国立大学私立大学(文系)私立大学(理系)
授業料53万5,800円78万5,581円110万5,616円
入学料28万2,000円22万9,997円25万4,309円
施設設備費15万1,344円18万5,038円
1年間合計81万7,800円116万6,922円154万4,963円
4年間合計242万5,200円352万3,665円486万1,811円

1年間の公立高校の学費が約30万円、私立高校の学費が約70万円なので、大学は高校の倍以上学費がかかることになります。

大学は学費が高い一方、授業数は高校より少なく年間で300コマ(1コマ90分)しかありません。(高校の年間授業数は約1000コマ)

大学の講義1コマに値段をつけた場合、国立大学は1,800円、私立文系は2,500円、私立理系は3,400円ほどかかる計算になります。

大学の授業1つ1つがどれだけ価値の高いものか分かりますね。

授業時間が長い

大学の授業は1コマ90分〜100分あります。高校の授業時間が50分だったことに比べると、倍の差がありますね。

授業時間が長いと集中力が続かなくなったり、インプット量が膨大だったりするため大変です。

ただ、授業時間が長い分、先程も述べたように授業数はかなり少なくなっています。そのため、授業の労力的には高校よりも大学の方が楽に感じるでしょう。

また、授業時間の長さと同じだけ、空きコマの時間も長いため、空きコマを使って勉強・睡眠・買い物などさまざまな過ごし方ができます。

ちなみに僕は1年生の頃、2つ授業の空きコマがある日に、友達と都内のラーメン巡りをしていました。

時間割の自由度が高い

大学は、自分で履修登録をして時間割を決めます。

必修科目以外は、自分で受講したい科目を選べるため、個人に合った時間割を組むことが可能です。

しかし、1年生は必修科目が多いため、あまり自由度が高いとは言えません。僕が1年生の頃は、半分以上が必修科目でした。

ただ、2年生以降は必修科目が減り、時間割の自由度が格段に上がります。例として、現在2年生の僕の時間割をご覧ください。

授業は週に2日しかない、土日含めると毎週5連休の時間割です。

前期に授業を詰め込んだため、後期でこのような時間割を組むことができました。

大学の時間割が、いかに自由かお分かりいただけたでしょうか。

時間割は十人十色です。通学時間やアルバイトのシフトなども考慮して、自分にあった時間割を組むと良いでしょう。

また、理系の学生はコマ数が多い傾向があるため、かなり忙しい大学生活になるかもしれません。

ゼミがある

大学には、「ゼミ」という特定の専門分野について10〜20人の少人数で学ぶ授業があります。

普通の講義は、教授の話を聞いたり、ノートを取ったりした学んでいくのが一般的です。

一方でゼミは、与えられたテーマや自分の興味がある課題について、個人またはグループで研究したり、研究内容を発表したりします。また、卒業論文や卒業制作もゼミで行います。

講義とゼミの最も大きな違いは、「教授主導でなく生徒主導で学習を進める」ということです。

ゼミは少人数で行うため人数制限があり、人気のゼミは面接や書類などで選考が行われます。

クラスがない

大学は、高校と違ってクラスがありません。もちろん、担任の先生(教授)なども存在しません。

クラスがないため、授業は大人数で受けることが多く、受ける授業も人それぞれです。

また、クラスがないと、友達が作りにくいというデメリットがあります。

そのため、サークルや部活で人脈を築いたり、少人数の授業から気の合う友達を見つけたりするパターンが多い印象です。

席が決まっていない

大学の授業は、席が決まっていません。それぞれが好きなところに座ります。

そのため、仲の良い友人と固まって座る場合がほとんどです。分からないところや、聞き逃したところがあったらすぐに聞けますね。

また、サボり気味の人は後ろに座って、真面目に授業を受ける人は前の席に座っているイメージですね。

能動的に学ぶ姿勢が重要

大学は授業は、「自分で学んでいこう」という能動的な姿勢が重要になります。

高校までの勉強は、学校の先生が一人ひとり丁寧に勉強を教えてくれますが、大学の大人数で行う講義だとそうはいきません。

また、「ノートを取りなさい」「授業中に寝るな」「携帯をいじるな」という注意もされなくなります。

大学は学びたい人だけが学ぶ場所なので、サボろうと思えばいくらでもサボれるのです。その分単位を落としますが、、、。

学生の中には、より効率的に授業を受けるためにiPadを活用したり、携帯で板書の写真を撮ったりしている人もいます。

大学のオンライン授業について

2020年度は、新型コロナウイルスの影響で、多くの大学がオンライン授業を実施しました。

オンライン授業は、主に3つの形式に分けられます。

  • リアルタイム
    「Zoom」や「Google Meet」「Teams」などを活用し、授業が遠隔ライブで行います。
  • オンデマンド
    授業の録画を配信し、その動画教材を見ることにより学習や課題・演習に取り組みます。
  • 課題提出
    配布された資料を見て、課題や演習に取り組みます。

僕の通っている成蹊大学が調査した「前期オンライン授業のアンケート結果」のデータによると、オンライン授業の8割以上がリアルタイム形式で実施されているそうです。

また、授業内容や学習効果について約7割の学生が「とても向上した」「向上した」「変わらない」と回答しています。

オンライン授業の満足度は、かなり高いようですね。

▼オンライン授業メリット・デメリットについて詳しくはこちら

【大学生が語る】オンライン授業のメリット・デメリットって何? こんにちは、ライターのうしろです。先日下記のツイートをしました。 https://twitter.com/ushiroshot...

まとめ

今回は「大学生の授業・講義」について詳しく解説してきました。

いかがだったでしょうか。

大学の授業は、高校以前に比べて圧倒的に「自由」です。それは大学の良いところである一方、容易にサボれるというデメリットも持ち合わせています。

大学の授業は価値が高いので、できるだけ多くの知識を吸収できるようにするべきでしょう。

僕のおすすめは、「iPadを活用して授業を受ける」ということです。

後日、「iPad×大学の授業」に関する記事を書こうと思います。

今回は以上です。

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うし
都内の大学に通う鹿児島県出身の大学3年生。一部上場企業でライティングのインターンをしながら、幼なじみと大学生向けブログを書いています。 座右の銘は、「時は金以上なり」です。

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