こんにちは!大学生ブロガーのうしです。
- プログラミング学習の始め方を知りたい
- 本やネットでプログラミングを調べても専門用語が多くてよく分からない
- 何から手をつけて良いか分からない
これからプログラミングを始めようとしている方の中には、このように思っている方も多いのではないでしょうか?
僕もプログラミング学習を始めるとき、具体的にどんなステップで学習を始めれば良いか分からず、悩んだ時期がありました。
そこで今回は、過去の僕と同じ悩みを持っているであろう皆さんに
「プログラミング学習の始め方」を紹介していきます。
記事を書いている僕は、プログラミング歴9ヶ月です。(プログラミングスクールでも学習しました)
現在プログラミング学習はしていませんが、結果的に3つのアプリを作成し、ある程度のスキルを身につけました。
割と最近までプログラミング初心者だったので、みなさんのリアルな気持ちに寄り添った記事になっています。
そもそもプログラミングとは?

プログラミングを学習するなら、まずは「プログラミングとは何か」を理解しましょう。
大手プログラミングスクール「TECH CAMP」の記事では、プログラミングについて以下のように記されています。
プログラミングとは簡単にいうと、コンピューターにさせたい仕事を順番に書き出す作業のことです。
結婚式の演目・運動会の種目がプログラム、それを紙に書き出す作業がプログラミングとイメージするとわかりやすいと思います。
現状、コンピューターは人間の言葉をそのまま理解できないため、コンピューターが理解できる言葉「プログラミング言語」を用いて命令を出します。
出典:TECH CAMP ブログ
日本は現在、このプログラミングを扱う人材、いわゆるエンジニアが不足している状況です。
そのため、エンジニアは年収が高くなる傾向があり、付随して近年はプログラミングを学習する人が増加しています。
プログラミングでできること
プログラミングを使えば、以下のようなものが作れます。
- Webサイトの作成
- アプリの開発
- ゲーム制作
- システム開発
- 自動化・業務効率化ツール作成
- AI(人工知能)開発
- ロボット開発
これらを見ると分かる通り、世の中はプログラミングで溢れています。
スマホでゲームができるのも、自動車でナビが使えるのも、Instagramで写真を投稿できるのも、すべてプログラミングがあるおかげです。
もちろん、今みなさんが見ているこのサイトにもプログラミングが使われています。
実は、普段私たちが何気なく使っているサービスの至るところにプログラミングが活用されているのです。
プログラミングを始めるメリット

プログラミングの概要が分かったところで、実際にプログラミング学習を始めてスキルをつけたら、どのようなメリットが生まれるのでしょうか。
プログラミングを始めるメリットは5つあります。
- 自分の作りたいサービスを作れるようになる
- 起業・独立など働き方の選択肢が広がる
- 年収が上がる(年収1000万円以上稼ぐエンジニアはザラにいます)
- 将来の不安がなくなる
- 論理的思考力が身につく
これを見るだけでも、プログラミングを始めることがいかに魅力的か分かりますね。
- 将来特にやりたいことがない
- 何か役立つスキルを身につけたい
- 場所と時間に縛られず働きたい
こういった考えがある方は、とりあえずプログラミングを始めてみると良いかもしれません!
最低限プログラミング学習に必要なもの

プログラミングは「インターネット環境」と「パソコン」の2つさえあれば、学習を始められます。
インターネット環境
まずインターネット環境ですが、これは分からないことをググったり、Web・オンラインで基礎を学習するときに使います。
プログラミングを始める際は、なるべくWi-Fi環境を整えておきましょう。
最悪、パソコンを持ってカフェや図書館に行き、フリーWi-Fiで学習を進めるのも大丈夫です。(すごく面倒くさいですが、、、)
パソコン
プログラミングは、パソコンがないと始まりません。
一応どんなパソコンでも学習は始められますが、できればMacBookを買うことをおすすめします。
エンジニアの大半がMacBookを使っているからです。
そのため、ググったときにヒットする情報がMacユーザー向けだったり、現場で働くときにMacBookを使う可能性が高かったりします。
とはいえ、MacBookは最低でも約10万円する高額アイテムなので、無理して購入する必要はありません。
初心者のうちは今持っているパソコンで学習を進めて、ある程度プログラミングの概要を掴んでモチベーションが上がったら買う。
という形でも全然問題ありません。実際僕もそうでしたし。
- お金に余裕がある
- 現在パソコンを持っていない
- 先に買ってモチベーションを上げたい
という方は、先にMacBookを買っちゃってOKかなと思いますね。
▼プログラミング用のパソコンについては詳しくはこちら

プログラミング学習の始め方

プログラミングに最低限必要なものが分かったところで、プログラミングの始め方を解説していきます。
プログラミングは5つのステップで始められます。
①目標を決める
まずは、「自分がプログラミングを通してどうなりたいのか」といった目標を定めましょう。
目標さえあれば逆算できるので、これからの行動がスムーズになります。
ちなみに僕の印象では「プログラミングで稼げるようになる」を目標にしている人が多いイメージです。
ただ、いきなり月20万を目指すみたいな目標は、正直言うとやめたほうがいいですね。目標大きすぎてシンプルに挫折します。
「半年頑張れば月20万円くらい狙える」という話をよく聞きますが、実際はほぼ無理ゲーです。月5万円でもかなり難しいくらいですね。
そのため、あまり金額にはとらわれずに、
「1円でもいいから自分の力だけで稼ぐ」というのを目標にすると良いでしょう。
これでも楽な道のりではありませんが、誰でもある程度やれば実現可能です。
会社や人の力に頼らずに稼いだ1円は、給料10万円より価値があると思います。
②プログラミング言語を決める
目標が決まったら、次はプログラミング言語を決めましょう。
プログラミング言語は、言語によって学習難易度や作れるもの、稼ぎやすさが変わります。
おすすめの言語は、Web系の言語です。
具体的には、「HTML/CSS/JavaScript/Ruby/PHP/Python」などですね。
これらの言語がおすすめな理由は、稼ぎやすい(案件が多い)、かつ学習難易度が低いからです。
個人的には、Web系の言語の中で自分の作りたいものや、目的に合ったプログラミング言語を選ぶ形が理想的だと思います。
ちなみにHTML&CSSは、Webページを構成するうえで最も重要な言語です。
世の中のほとんどのWebサイトはHTMLで構成されています。
そのためプログラミングを学習する際は、一番最初にHTMLとCSSを勉強するのが一般的になっています。
HTMLとCSSは比較的直感で理解しやすいので、サクッと勉強すればOKです。
※ちなみにHTMLとCSSは、厳密にいうとプログラミング言語ではない(マークアップ言語)です。詳しく知りたい方はググってみてください。
▼プログラミング言語別のできること
プログラミング言語 | できること |
HTML | サイトの文字そのものやサイトの構成を作る |
CSS | サイトのスタイル(見た目)を決める |
JavaScript | Webサイトに動きをつける |
Ruby | Webアプリ開発 (SNSやマッチングサービスなど) |
PHP | Webアプリ開発 (お問い合わせフォームやECサイトなど) |
Python | AI・Webアプリ開発/Webサイト制作/ 組み込み系アプリ・デスクトップアプリ制作 |
Swift | スマホアプリ開発 |
この中にあるプログラミングはどれも初心者におすすめの言語です。
自分がやりたいことや作りたいものに合わせてどれを学習するか選びましょう。
特に作りたいものがない方は、案件数が多く将来性も大きい「JavaScript」か、日本語の教材が多くて学びやすい「Ruby」を推奨します。
③基礎学習を行う
学ぶ言語が決まったら、いよいよ基礎学習を始めましょう。
選択肢は色々ありますが、最初はProgeteという学習サイトを使うのが最もおすすめです。
- イラストの多いスライドで分かりやすい
- 環境構築の必要がない
- エラーの内容を表示してくれる
- 実際に手を動かしながら学習できる
Progateは、レッスンが分かりやすく、簡単にプログラミングを学習できるので、多くの初心者がここから学習を始めます。
- スライドで学習
- 実際に手を動かしてコードを書く
- 分からなかったらヒントを見る
- それでも分からなかったらスライドで復習する or ググる
- それも分からなかったら諦めて答えを見る
- 次のレッスンへ
基本的にProgateの学習はこれの繰り返しです。
また、レッスンの途中で出てくる道場コースでみんな挫折しそうになりますが、ググりつつなんとか乗り越えましょう。
レッスンの1周目は理解する必要ありません。2〜3周目で少し理解できればOKです。
くれぐれも「コードを暗記しよう」「文法をマスターしよう」みたいなことはしないようにしましょう。
プログラミングで大事なのは、暗記ではなく理解なので。
ちなみに、Progateですべてのレッスンを受講するには、月額1078円支払う必要があります。(最初のコースは無料)
月1000円でプログラミングスキルをつけられると考えれば、コスパは最強です。
④簡単なアプリ・サイトを作る
Progateを2〜3周して、少しプログラミングの知識がついてきたら、参考書やサイトを見ながら簡単なアプリ・サイトを作ってみましょう。
プログラミングで最も成長できるタイミングは、何か自分で作っているときです。
おそらく、何度もエラーが出てメンタルが削られると思いますが、ググったりProgateを見返したりして、なんとか作り上げましょう。
とりあえず簡単なものが作れたら、「さらに機能を拡張する」「レベルを上げた別の制作物を作る」ということを繰り返します。
作ったものは、転職・就職、案件獲得のポートフォリオになるので、なるべくレベルの高いものを作れるようにしましょう。
学習につまずいたらどうすれば良い?
学習やポートフォリオ作りにつまずいたときは、誰かに質問するのがベストです。
「質問したら、3日悩んでいたエラーを10分で解決できた」なんてことはザラにあります。
身近にプログラミングできる人がいれば、まずはその人に分からないところを聞いてみましょう。
身近に質問できる人がいない方は、teratailやQiitaなどのITエンジニア向けのサイトで質問を投稿するのがおすすめです。
結構回答率が高いですし、その日のうちに数件回答が集まります。
僕はこれらのQ&Aサービスに何度も助けられました。
「それでもつまずいて挫折しそう、、、」というときは、質問し放題のプログラミングスクールに行くのが良いと思います。
プログラミングスクールは、基本的に数十万円ほどかかりますが、ほぼ確実にスキルをつけられるでしょう。
▼安いプログラミングスクールを知りたい方はこちら

⑤プログラミングを武器に仕事をする
自分で制作物を作ったら、それをポートフォリオにして転職・就職活動したり、案件を探したりしましょう。
学生ならエンジニアの長期インターンを探すのがおすすめですね。
エンジニアになり経験を積めば、フリーランスで場所・時間に縛られない働き方ができたり、年収1000万円を目指せたりします。
「海外で悠々自適に暮らしながら、週3でリモートワーク」なんて暮らしも夢じゃありません。
ただ、いきなりフリーランスになるのは、かなり難易度が高いと言われています。
実際、フリーランスエンジニアは、会社で経験を積んでから独立した方がほとんどです。
実務経験がない方は、まず未経験OKの求人にエントリーしてみましょう。
実際の求人をチェックしてみると、未経験エンジニアの年収や求められるスキルが分かるはずです。
プログラミング学習でよくある質問

プログラミングは難しい?
言語にもよりますが、正直『プログラミングは難しい』です。
プログラミングは、コードの書き方に加え、論理的思考力がないと理解できません。
そのため、多くの人がエラーに詰まったとき、その原因を理解できずに挫折してしまいます。
どうしても分からないときは、一旦スキップして次に進むのがおすすめです。
ただ、数ヶ月間きちんと継続していけば徐々に理解できるようになりますよ!
学習期間はどれくらい?
一般的なプログラミングの学習期間は3ヶ月と言われています。
ただ、これは毎日3〜4時間くらい費やして継続しなければなりません。不可能ではありませんが、かなり大変ですね。
また、仕事や学校の時間を惜しんで1日8時間くらい学習できるなら1〜2ヶ月でいけるかもしれません。
めちゃくちゃきついですが、、、笑
あまり時間をかけられない方は、4ヶ月くらいかけてじっくり基礎学習をすると良いかもしれません。
学習にかかる費用はどれくらい?
学習にかかる費用は人によってバラバラです。
1円もかけずに勉強する人もいますし、プログラミングスクールに通って数十万円かける人もいます。
ちなみに僕はプログラミング学習に約40万円かけました。
・MacBook Pro 13インチ:20万円
・プログラミングスクール:20万円
・Progate:4000円
・本:4000円
合計:40万8000円
当たり前ですが、お金をかけて勉強すれば、学べる範囲が増えて学習速度が上がるため、挫折しづらくなります。
ちなみに、世の中には無料のプログラミングスクールもあります。
無料のプログラミングスクールについては、こちらの記事で詳しく紹介しているので、興味のある方はぜひご覧ください。

独学でもスキルはつけられる?
結論から言うと可能です。
ただ、独学で学ぶのは相当な根気が必要になります。
僕は独学で3ヶ月ほど学習していましたが、エラーにつまずいて挫折しました。
僕の意見としては、本気でプログラミングをやりたいなら、プログラミングスクールに行くのが良いですね。
独学でプログラミングを学んだ人は、最終的にプログラミングスクールの卒業生と案件や求人を取り合うことになります。
おそらく、相当なスキルや経験がない限り、企業やクライアントはちゃんとプログラミングを教わってきたスクールの卒業生を選びますよね。
そのため「プログラミングで稼ぎたい」と考えている方は、スクールに行かないと正直きついかもしれません。
スキルをつけるだけ、アプリ/サイトを作りたいだけなら独学でも問題ないと思います。
文系でも大丈夫?
プログラミングは文系でも全然問題ありません。
実際、統計データを見ても文系出身のエンジニアは普通にいます。

出典:IT白書
全体の3分の1が文系出身ですね。
車や家電などを扱う組み込み系技術者は理系出身が多いですが、それ以外のエンジニアは文系出身も結構います。
僕も数学が苦手なゴリゴリの文系でしたが、なんとかなりました。
プログラミング(特にWeb系言語)で大事なのは、理系知識でなく、英語を読む力と論理的思考力ですね。
どれくらいで稼げるようになる?
これも人によりますね。ハッキリと「これくらいやれば稼げるようになる!」みたい指標はありません。
SNSでは3ヶ月で20万稼いだ!とか言う人もいますが、それはごく一部の天才です。
普通の人なら、半年で1円でも稼げればいいのではないかと個人的には思います。
数ヶ月勉強したら、クラウドソーシング(クラウドワークス/ランサーズなど)の簡単な案件を見てみましょう。
それを見て「少しでもできるかもしれないな」と思ったら稼げる可能性は高いですね。
IT知識がない未経験でも大丈夫?
未経験でもプログラミングスキルはつけられます。
例えば、大手プログラミングスクール「TECH CAMP」に行く方の90%は未経験ですが、転職・就職成功率は97%を超えています。
また、未経験者の独学でも努力すればスキルはつけられると思いますし、少数ですが実際そういう人も世の中には存在します。
まとめ

今回は「プログラミングの始め方」について詳しく紹介してきました。
いかがだったでしょうか?
初心者のうちは、どこから手をつければ良いか分からず困ってしまうかもしれませんが、今回紹介したとおりに学習を始めていけば大丈夫です。
プログラミングを始めた後は、とにかく「学習を続ける」ことが重要です。
プログラミングをやっていると、必ず壁にぶつかって挫折しそうになります。僕は何回もそんなことがありました。
そこで、いかにモチベーションを上げて学習を継続するかが、プログラミングスキルをつけられる人とそうでない人の分かれ目です。
プログラミングは向き不向きも多少ありますが、基礎学習までは頑張って続けてみることをおすすめします!
以上、大学生ブロガーのうしでした〜
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